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2019年2月9日(土)

沖縄2.24県民投票 「海埋め立てイヤ」

基地のこと考えよう 大学生が模擬投票

 沖縄県名護市辺野古米軍新基地建設の埋め立ての賛否を問う県民投票(24日)を、基地について考え、語り合うきっかけにしようと同市にある名桜大学の学生有志が8日、大学内で模擬投票を行いました。参加した学生から「投票日までにしっかりと考えて一票を入れに行きたい」との声がありました。

 同新基地建設について「賛成」「反対」「よくわからない」から選び、シールを貼る形式です。大学3年の女子大生は「海が埋め立てられるのはイヤ」と「反対」に投票。「県民投票があることを知らない学生は多い。賛成、反対にかかわらず、思っていることを話したい」と語りました。

 大学3年(22)は「よくわからない」に投票。「気持ちとしては『反対』です。でも知識がないので言い切っていいのか迷う」と述べ、米軍基地問題についてきちんと知りたいと話しました。

 模擬投票を企画した一人、大学1年(19)は佐賀県の出身です。「沖縄に来て米軍基地を目の当たりにして驚きました。未来に関わる問題なので、若い人の関心を高めたい。県民投票を通じて、世代を超えて米軍基地について話していきたいです」と述べました。


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