2019年3月20日(水)
空港地元の理解必須
畑野議員 成田時間延長は交渉を
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日本共産党の畑野君枝議員は12日の衆院総務委員会での成田国際空港周辺整備財政特別措置法改定案の審議で、住民の理解なく離着陸時間延長を強行しないよう求めました。
成田国際空港の発着時間を10月から1時間延長し、深夜0時までとすることで国土交通省と千葉県、地元9自治体首長、同空港会社の4者が合意しましたが、地元住民の理解は得られていません。
畑野氏は、1972年の開港時に住民と旧「新東京国際空港公団」が飛行時間の「交渉覚書」を締結したはずだと指摘。国交省も「覚書」の存在を認めました。畑野氏は、住民が結成した「成田空港から郷土とくらしを守る会」と誠意をもって交渉すると空港側が約束していたとして、同会と交渉するよう要求。同省は「住民の理解と協力が得られるよう最大限の努力をする」と答えました。