2019年5月8日(水)
核兵器ない世界へ進もう
2019国民平和大行進スタート
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2019年原水爆禁止国民平和大行進(同実行委員会主催)は、2020年・被爆75年、核兵器のない世界の実現を目指し、被爆地・広島、長崎を目指して6日、出発しました。
この日出発したのは、東京―広島コース(東京・夢の島公園)、北海道―東京コース(礼文島)、四国コース(高知・愛媛県境)。東京都江東区にある夢の島公園にあるリニューアルした第五福竜丸展示館前で開かれた出発集会には700人が参加し、28人の被爆者が行進に参加しました。
原水爆禁止世界大会実行委員会運営委員会代表の高草木博さんはあいさつで、2020年NPT(核不拡散条約)再検討会議に向け、今国連で準備委員会が開かれていることにふれ、米国の平和団体が、来年米国で原水爆禁止世界大会を開催する提案をしたことを紹介。「来年ニューヨークで開催される世界大会に向け、国民平和大行進を通じて、核兵器廃絶を発信していこう」と呼びかけました。
日本原水爆被害者団体協議会全国理事で、東京の被爆者団体・東友会業務執行理事の家島昌志さんは、「禁止条約が一日も早く発効することと、日本政府が署名・批准することを願っている」と語りました。
第五福竜丸平和協会代表理事の山本義彦さん、日本山妙法寺僧侶の江上彰さん、2019年沖縄県民投票の会代表の元山仁士郎さんがそれぞれあいさつしました。
各地の通し行進者と、わかやま市民生協のリレー行進者が参加。国際青年リレー行進者でフィリピンのAG・サニョさんが決意を語りました。
日本共産党の吉良よし子参院議員が参加しました。