しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年6月6日(木)

はたやま氏が被災3町訪問

北海道地震から9カ月

写真

(写真)住民と懇談する、はたやま氏(中央)=5日、北海道むかわ町

 昨年9月6日の北海道地震から9カ月を前に、日本共産党の、はたやま和也前衆院議員・参院道選挙区予定候補は5日、甚大な被害を受けた、むかわ、厚真、安平3町を訪れ、住民らと懇談しました。

 16回目の訪問となった厚真町。土砂崩れの被害を受けた田んぼは5月から田植えが始まりましたが、農地の半分で今年の作付けができないままです。

 近藤泰行副町長は、復旧作業は順調だが、生活再建や農地復旧は時間がかかると話しました。はたやま氏は「国に財政と人的支援を引き続き訴えていきます」と表明しました。

 むかわ町では、仮設店舗で営業を再開した人たちを訪問。家具と介護用品を扱う店主は「商売が継続できてよかった。介護用品を扱うのはうちだけなので、やめられません。お客の負担が増える消費税10%増税は困ります」と言います。

 「ハウスは大丈夫だったけど、家は全壊した」と語るのは、トマト農家の中村茂美さん(69)。「建てる金も気力もないので、入居期限が来たら町営団地に住むことも考えている。ここに長く住めるならずっと居たいくらい」と訴えました。

 はたやま氏は「時間の経過とともに、要求も変わります。くらしに希望が持てる、きめ細かい支援を続けられるよう国に求めていきます」と答えました。

 各地の仮設住宅では「自民党は一度も来たことがない」と不満の声がありました。

 むかわ町の北村修、大松紀美子、舞良(もりよ)喜久、厚真町の伊藤富志夫、安平町の三浦恵美子の各町議が同行しました。


pageup