2019年6月11日(火)
共闘「共通政策」充実へ前進
核禁条約批准を要望
長崎
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ながさき市民連合と長崎県内の野党4党は参院長崎選挙区に野党統一予定候補として白川あゆみさん(国民民主党)を擁立するとして9日、長崎市内で確認書への調印式を行いました。
調印式には白川氏と日本共産党の山下満昭県委員長、立憲民主党の山田勝彦県連代表、国民民主党の渡辺敏勝県連幹事長、社民党の吉村庄二県連代表と市民連合の代表らが出席しました。
確認書では市民連合と野党が確認した13項目の要望をふまえ、▽安倍政権による9条改憲発議の阻止▽立憲主義の回復―などの4項目に▽核兵器禁止条約の批准を求める―との長崎独自の要望が加えられました。
白川氏は「ウソのない正直で公平な政治をしていきたい。みなさんと力を合わせ、私たち市民のための平和で優しい政治を取り戻すために全力を尽くしてがんばります」と決意を表明しました。
各党の代表があいさつし、国民民主党の渡辺幹事長は、共産党が岩永千秋氏の立候補を取り下げ、野党共闘に尽力したことに対し謝意を示しました。共産党の山下委員長は「長崎で核兵器禁止条約批准という被爆地の願いを折り込んだ共通の政策ができたことを歓迎したい。私たちも勝利のために全力を尽くす決意」だと表明しました。
ながさき市民連合の代表らもあいさつしました。