2019年7月8日(月)
平和への危惧感じる
長野 ヒバクシャ国際署名行動
国連で核兵器禁止条約が採択されて2年の7日、長野駅前でヒバクシャ国際署名の宣伝行動を行いました。ヒバクシャ国際署名長野県推進連絡会の呼びかけで、参加団体から15人が参加。街頭で「藤森俊希(長野県原爆被害者の会会長・日本被団協事務局次長)の伝言~きのこ雲の下、僕は1歳だった」のDVD映像も紹介しました。
県署名推進連絡会の代表世話人を務める藤森氏は、無差別大量殺りくで、大勢の命が奪われたと告発。核兵器禁止条約が大きな力を発揮し、核兵器のない世界をつくるため「運動を広げよう」とよびかけ、署名への協力を訴えました。
被爆者の今井和子さんは、ヒバクシャ国際署名は、被爆者が「再び被爆者をつくるな」との訴えから、核兵器廃絶を求めた署名だと紹介。被爆2世の前座明司さんがスピーチ。長野県の原水協と原水禁の代表もそれぞれ署名協力を呼びかけました。
戦争体験者だと語った老夫婦が署名に応じ「このままだと(日本は)徴兵制になる」と平和への危惧を語り、若い2人連れは「はだしのゲン」を読んだことがあると言って署名するなど、短時間に40人の署名があつまりました。