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2019年8月6日(火)

広島きょう被爆74年

 広島は6日、米国による原爆投下の惨禍から74年を迎えます。広島市中区の平和公園では市主催の平和記念式典が開かれ、原爆投下時刻の午前8時15分に原爆死没者を追悼し、黙とうします。

 広島の被爆者7団体などで昨年発足した広島県推進連絡会は「ヒバクシャ国際署名」を広げ、50万7千人を超えました。来年10月の国連総会までに、県民過半数の140万人の達成をめざしています。

 松井一実市長は、核兵器禁止条約が採択されて以降、同式典で読み上げる平和宣言の中で日本政府に条約への署名・批准を明確に迫ってきませんでした。しかし、今年は被爆者団体などの要請に押され、「被爆者の思いを受け止める」よう呼びかける文言を入れます。

 広島で被爆し、この1年に死亡が確認された原爆死没者は5068人で、合わせて31万9186人となりました。

 広島、長崎で被爆し、被爆者健康手帳を持つ人は3月末現在で全国に14万5844人。前年より9015人減りました。平均年齢は82・65歳です。


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