2019年8月12日(月)
水俣病解決へ共闘を
新潟で患者会総会
打越参院議員あいさつ
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水俣病の早期解決を求めて「新潟水俣病阿賀野患者会」の総会が11日、新潟市で開かれ、患者や共闘会議のメンバーら80人が参加しました。打越さく良参院議員が駆け付け、あいさつしました。
主催者あいさつで山﨑昭正会長は、会として打越氏を推薦し、当選に全力を挙げたことを紹介。「水俣病の解決には政治の力が絶対に必要だ。他の国会議員と力を合わせ、解決のために尽力してほしい」と述べました。
打越議員は、今回の勝利は皆さんの勝利だと強調。「これからがスタート。上ばかり向く忖度(そんたく)政治ではなく、『誰一人取り残さない政治』を実現するため、皆さんの声をしっかり聞いて、責任を果たしていきたい」と話しました。
新潟水俣病共闘会議の中村洋二郎議長は、「水俣病のたたかいは、ヒューマニズムに基づく、ロマンあるたたかい。団結して頑張ろう」と強調。
新潟水俣病弁護団の中村周而(しゅうじ)団長は、熊本・近畿・東京でも同様のたたかいを起こしていることを紹介。「勝利判決の連打を勝ち取り、全国の大きな連帯で解決したい」と述べました。
酢山省三事務局長が今年度の活動方針を発表。「ノーモア・ミナマタ第2次訴訟」の皆川栄一・原告団長が、裁判勝利への決意を表明しました。