2019年9月1日(日)
番組出演教授の韓国人差別発言
他国敵視の風潮怖い
東京でも抗議
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東京都千代田区にあるCBC中部日本放送前、港区にあるTBS本社前でも31日、「ゴゴスマ」での民族差別発言に対する抗議集会が行われました。
呼びかけたのは、ヘイトスピーチに対抗する市民グループです。「C.R.A.C.」の野間易通さんが代表して抗議文を読み上げました。「放送した主体である中部日本放送に一切の責任がないということはありえません」と指摘し、番組側がしっかり責任を取ることを求めました。
抗議では、「ヘイトスピーチ、許さない」などの横断幕や、プラカードを参加者が掲げました。
福島県白河市から駆けつけた女性(27)は、「他国を敵視するような風潮が怖い。同時に、私たちが歴史を知らないことも痛感しました。絶対にこうしたことを見過ごしてはいけません」と話しました。
東京都町田市に住む40代の女性は、「発言自体も問題ですが、そのことを番組内で誰も止めなかったことが許せない。番組として一応の謝罪はしましたが、納得がいく中身ではありません。きちんと責任を取るべきです」と抗議しました。