2019年9月13日(金)
「誘致ありきおかしい」
カジノ反対署名 1時間に445人
横浜
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カジノ誘致反対横浜連絡会は12日、横浜駅西口前でカジノ誘致に反対する署名宣伝に取り組み、1時間で445人分の署名が集まりました。
宣伝開始前から多くの市民が署名を待つ列ができたり、用紙を何枚も持ち帰る人がいたりするなど、市のカジノ誘致表明への強い怒りが示されました。
新聞で告知を見て、「家の中で反対と言っても仕方がない。署名して自分の気持ちを表したい」と夫と話して署名に来た女性(78)=保土ケ谷区=は「横浜のブランド力を壊し、治安を悪くするべきではありません。市はカジノ以外に税収を上げる方法を考えてほしい」と語りました。
署名用紙を持ち帰った泉区の男性(72)は「依存症を増やすギャンブルには反対。横浜の象徴である港を不用意に今までと違う雰囲気に変えるべきではない」と話しました。
鶴見区の女性(56)は「(林文子市長は)選挙で白紙と言っていたのに、誘致ありきで進めるのはおかしい。住民投票をしないのはあり得ない」と語りました。
神奈川県保険医協会の藤田倫成理事がマイクを握り「カジノ誘致は健康な生活と健全な市民生活を破壊する。誘致を強行する市長の姿勢には反対するしかない」と訴えました。
日本共産党の北谷まり、みわ智恵美両市議も参加しました。