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2019年9月15日(日)

カジノ全力で止める

大阪 反対する市民の会が集会

辰巳前議員ら参加あいさつ

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(写真)大阪カジノに反対する市民の会の集会であいさつする辰巳孝太郎前参院議員(右端)=14日、大阪府豊中市

 大阪カジノに反対する市民の会(代表・西澤信善神戸大学名誉教授)は14日、大阪府豊中市内で、会の発足1周年を記念する集会を開き、市民ら150人が参加しました。

 西澤氏は「大阪に続き、首都圏でも横浜市が誘致に名乗りをあげるなど大変憂慮すべき情勢です」と指摘。大阪府・市が2月にまとめた「基本構想」でカジノの年間売り上げを3800億円としていることをあげ「これはすべて府民と観光客から巻き上げるお金です。カジノを地域振興策になどしてはいけない。止めるべく全力を尽くしたい」とのべました。

 大阪弁護士会消費者保護委員会の高橋敏信弁護士が「カジノ解禁の法的問題点について」と題して講演しました。

 大阪府・市がギャンブル依存症対策の名目で「ギャンブルは娯楽」と説くリーフレットを府内の高校3年生に配布したのは不当だとして、差し止めを求めた訴訟について報告がありました。

 「あかん!カジノ女性アピール」「どないする大阪の未来ネット」など、大阪カジノに反対している幅広い市民団体の代表も登壇。「日本のどこにもカジノはいらないという思いで頑張りましょう」(カジノ問題を考える大阪ネットワークの薮田ゆきえ事務局長)と訴えました。

 会場から発言した豊中市内の女性は「右から左までオールジャパンでカジノをはね返したい」と話しました。

 日本共産党、立憲民主党、無所属の国会議員、地方議員らが多数参加し、あいさつ。日本共産党の辰巳孝太郎前参院議員は「こうしたたたかいを大阪でも全国でも繰り広げられるよう、ともに頑張りましょう」と呼びかけました。


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