2019年9月19日(木)
豚コレラ「ワクチン早く」
党埼玉県議団が現地調査
小鹿野町など
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日本共産党埼玉県議団は18日、家畜伝染病「豚コレラ」の発生が確認された小鹿野(おがの)町と秩父市で被害への対応状況や国・県への要望などを聞き取り調査しました。
村岡正嗣、前原かづえ、守屋裕子の各県議、各地方議員、埼玉県農民運動連合会(農民連)の立石昌義会長らが参加しました。
県では、秩父市で13日、小鹿野町で17日、それぞれ感染を確認。感染が確認された養豚場で飼育されている全頭を殺処分するなど、防疫措置を行っています。
小鹿野町で調査に応じた森真太郎町長らは、被害にあった養豚家から「感染の拡大が怖い。とにかく(国内の豚やイノシシへの)ワクチン接種を早くやってほしい」との声が上がっていると明かした上で、感染拡大阻止のため、早急なワクチン接種を重ねて要求。風評被害による町内の観光業や飲食業への影響を懸念しました。
村岡氏は、今後予想される養豚家からの財政支援の求めに対し、いち早く対応可能な態勢構築の必要性を指摘した上で、「早急なワクチン接種を求める声が多かった。この声をさらに広げ、国に実施を迫らなければならない」と強調しました。