2019年9月20日(金)
禁止条約批准を歓迎
カザフスタン主催反核会議
井上議員が参加
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国際会議「カザフスタン・日本 核兵器なき世界への道」が19日、都内の国連大学で開かれ、広島、長崎の被爆者、日本ユーラシア協会など市民団体の会員や外交関係者らが参加しました。在日カザフスタン大使館などの主催。同国は8月に核兵器禁止条約を批准しています。
イエルラン・バウダルベック・コジャタエフ駐日大使はあいさつで「核兵器は全人類へのもっとも深刻な脅威だ。わが国の批准は条約発効に一歩近づけるものだ」と強調しました。同国にある旧ソ連時代のセミパラチンスク核実験場から100キロ離れた村で生まれ育った反核画家のカリプベク・クユコフさんは、家族や多くの知人が高い放射能汚染で犠牲になったと述べ、核実験と核兵器の禁止を訴えました。
日本共産党の井上哲士参院議員も出席してコジャタエフ大使とクユコフさんとあいさつを交わし、「禁止条約の批准を歓迎します。日本も早く署名・批准できるよう、政府に政策転換を求めていきます」と述べました。