2019年10月3日(木)
補助金不交付撤回を
文化庁前「不自由展」抗議
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「憲法9条壊すな!実行委員会」は2日、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」の「表現の不自由展・その後」をめぐり、文化庁が芸術祭への補助金全額不交付決定の撤回、憲法の定める表現の自由を守ることなどを求め、同庁前で230人が抗議しました。
不交付決定については、同庁での審査の議事録が存在しないことが明らかになっています。
文化庁前には「文化庁は表現を守れ」「検閲反対」などのプラカードを手にした参加者が詰めかけ、「補助金不交付、今すぐ撤回」とコールしました。
主催者あいさつした高田健さんは「私たちが声をあげなければ、表現、思想・信条の自由が失われる。しっかり抵抗していこう」と呼びかけました。
東京都世田谷区の大木晴子さん(70)は「勇気を持って作品を発表した作者のみなさんと一緒に声をあげたい」と語りました。
日本共産党の本村伸子衆院議員、吉良よし子参院議員、立憲民主党の大河原雅子衆院議員が参加。「表現の自由、個人の尊厳を守るため、全力で奮闘する」(本村議員)、「自由と民主主義を一緒に守ろう」(吉良議員)、「野党力を合わせ追及する」(大河原議員)などと訴えました。