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2019年11月3日(日)

ジェンダー平等 持続可能な社会

新婦人全国大会 開幕

“安倍政権退陣させよう”

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(写真)全国大会であいさつする笠井会長=2日、東京都内

 新日本婦人の会(新婦人)は2日、東京都内で全国大会を開きました。3日まで。

 あいさつに立った笠井貴美代会長は、安倍政権発足7年で、立憲主義が破壊され、消費税は2度も引き上げられ、セクハラ・性暴力を官邸主導でもみ消すなど、女性の生きづらさが生み出されていると批判し、安倍政権を退陣に追い込もうと述べました。

 さらに、「安倍政権の改憲を阻止し、ジェンダー平等など女性の要求実現、野党連合政権の実現に向けて、新婦人の前進が必要です」と述べ、3年後の創立60年に向けて仲間づくりを前進させようと訴えました。

 大会議案を提案した高杉しゅん事務局長は、つながる仲間や、声をあげる仲間を班から大きく増やし、生きづらい社会を変えようと呼びかけ、若い世代とつながろうと語りかけました。

 討論では、3度の台風被害に見舞われた千葉県の代表が被災状況を語り、大災害の原因は地球温暖化にあると指摘。「軍備に巨額の支出をしている場合ではない。持続可能な地球へ力を合わせましょう」と語りました。

 岩手県、秋田県の代表は、参議院選挙で野党統一候補を当選させた経験を語り、「私たちが声をあげれば政治は変わります」と力をこめました。

 山口県の代表はイージス・アショア(陸上配備型ミサイル迎撃システム)を許さない取り組みと、安倍9条改憲ノーの「3000万人署名」、「ヒバクシャ国際署名」に取り組み目標を達成したと報告。安倍首相のお膝元・山口県から安倍政権を退陣に追い込む決意を述べました。

 日本共産党の小池晃書記局長、全労連の小田川義和議長が来賓あいさつしました。


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