2019年11月16日(土)
桜を見る会 首相は説明責任果たせ
野党チームが公開質問状
安倍事務所に
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日本共産党と、立憲民主党、国民民主党などの共同会派の総理主催「桜を見る会」追及チームは15日、「桜を見る会」にかかわる疑惑について、疑惑解明のための公開質問状を安倍晋三事務所に手渡しました。
質問状は▽安倍事務所の紹介で今年の「桜を見る会」に何人参加したのか▽同会へのツアーは後援会活動なのか▽政治資金収支報告書には前夜祭や「桜を見る会」の東京ツアーに関する記載はあるのか▽前夜祭の会費は非常に安いが安倍事務所は補てんしているのか―などを尋ねています。18日の野党合同ヒアリングでの回答を求めました。
提出後、同チーム座長の黒岩宇洋(たかひろ)衆院議員(立憲民主党)は記者団に答えて、「現職総理の違法行為にかかわる問題だ。この公開質問状が真相解明につながると思っている」「仮に回答が返ってこなければ、総理が自ら回答しなかったことになる。あれだけ説明責任と言っている総理がこんな対応なのかということになる」と強調しました。
同チーム座長代理の田村智子参院議員(日本共産党)は「安倍総理や事務所が回答しなければならない状況になっている。積極的に回答すべき状況だ」と語りました。