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2019年11月23日(土)

桜を見る会 首相の地元も抗議 山口・下関

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(写真)「『桜を見る会』疑惑の隠ぺい許さない」と書いた紙を掲げてアピールする参加者=21日、山口県下関市

 安倍首相の地元・山口県下関市の市役所前で21日夕、首相による「桜を見る会」私物化疑惑への緊急抗議集会が開かれました。「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動しものせき地区実行委員会」が呼びかけたもので、約40人が参加。「立憲主義、民主主義をないがしろにし、政治を私物化する安倍政権の退陣を求める」との決議を採択し、「疑惑の隠ぺい許さないぞ」とコールしました。

 熊野讓共同代表は安倍首相の通算在職日数が歴代最長になったことに触れ、「安保法制強行や暮らし破壊、こんな“実績″など許せない。(功績・功労があった人が対象とする)『桜を見る会』の主催者が私たちなら、安倍首相は絶対に招かない」と糾弾。同市議(社民党)の山下隆夫事務局長は「首相の政治私物化はとどまるところを知らず、新しい事実が判明するほどに疑惑は深まるばかりだ」と指摘し、「下関市民も怒っていると声をあげよう」と呼びかけました。

 参加者からは、安倍首相の元秘書の前田晋太郎市長が18日の記者会見で「桜を見る会」の規模拡大を擁護する発言をしたことへの批判も相次ぎました。

 日本共産党の片山房一、西岡広伸の両市議、野党の議員らが参加しました。


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