2019年12月4日(水)
桜を見る会 国民は納得しない
アベ政治を許さない行動
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「アベ政治を許さない」のポスターを掲げる定例行動が3日、全国各地で取り組まれました。作家の澤地久枝さんが呼びかけ、毎月3日に行われているもので、東京都千代田区の国会正門前には約170人が集まりました。
行動後のあいさつで澤地さんは、政府が米空母艦載機離着陸訓練(FCLP)の移転候補地とされている馬毛島(まげしま=鹿児島県西之表市)を160億円で買収する問題にふれ「近くの島に住む人たちには何百年も漁業で営んできた生活がある。この人たちの反対の声を政府は考慮しない。そんな政治を長く続けさせることがくやしい。ねばり強く頑張っていきましょう」と訴えました。
親子で参加した川崎市の女性(30代)は「原発の再稼働や新設をやめてほしい。辺野古基地の建設も海が汚れジュゴンがいなくなる。今、止めないと」と話しました。その父親(70)は「桜を見る会」の問題にふれ「完全に私物化だ。安倍首相の答弁は人ごとのようで国民は納得しない」と憤りを隠しませんでした。
作家の渡辺一枝さんは「早く『アベ政治を許さない』を掲げて立たなくてよい日が来るよう、いっそう声を上げていきましょう」と呼びかけました。
芸人の松元ヒロさんは「(来年の)桜が散る前にアベ政権を散らせたい」と漫談を披露し参加者を沸かせました。