2019年12月6日(金)
首相地元 「桜」に抗議 山口・下関
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安倍晋三首相の地元・山口県下関市のJR下関駅に隣接する商業施設前で5日夕、「総がかり行動しものせき」などの呼びかけで首相主催の「桜を見る会」の私物化に抗議する集会が開かれました。
宇部市の総がかり行動、山陽小野田市の「山口から日本を変える市民の会・山陽小野田」と共同で取り組んだもので、約50人が参加。寒風の中、「疑惑の隠ぺい許さない」と書いた桜色の紙を掲げ、怒りの声を上げました。
集会前には3団体の連名で市内の安倍事務所に首相の辞任と内閣総辞職を求める声明を提出しました。
集会で熊野讓共同代表は「国会の会期末が迫る中、自民党幹部は“首相は逃げ切った”と言っているようだが、私たちはどこまでも追いかける決意だ」と訴え。「市民の会」の福山隆一共同代表は昨年4月にも安倍事務所に同様に申し入れたと振り返り、「今度こそ退陣を」と力を込めました。
市内の女性(70)は「安倍首相の頭の中には自分とカネ、大企業、お友達しかいないんじゃないか。あまりにも国民をばかにしている」とキッパリ。買い物帰りに通りがかり、拍手を送る男性の姿もありました。
日本共産党の桧垣徳雄、西岡広伸の両市議が参加しました。