2019年12月7日(土)
会期延長 強く求める
「疑惑隠し解散」に備え選挙協力加速
野党が党首会談
日本共産党と立憲民主党、国民民主党、社会保障を立て直す国民会議、社会民主党は6日、国会内で野党党首会談を開きました。野党党首は、首相主催「桜を見る会」疑惑をめぐり野党が連携して追及してきた到達点を踏まえ、国会会期を40日間延長して、安倍晋三首相に説明責任を果たさせることが必要だとの認識で一致しました。
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また、会期最終日(9日)の国会対応でも野党が一致結束して臨むことを確認。さらに、「疑惑隠し解散」の可能性があるもとで、解散に備えて野党各党の連携・協力を深めることで一致しました。
野党党首は会談で、今国会での重要な成果として野党が連携し「桜を見る会」疑惑を追及してきたことや、経産、法務の2閣僚を辞任に追い込んだこと、英語の民間試験の導入を延期させ、国語・数学の記述式試験も延期に追い込みつつあること、憲法審査会を自民党の思い通りにさせなかったことなどを確認し合いました。
今大事なことは「逃げ切り」を許さないこと
志位委員長が強調
会談後の記者会見で、志位氏は「今の局面で大事なことは、『桜を見る会』疑惑について国会で一切説明してない安倍首相の『逃げ切り』を許さないことです」と強調。「この立場で、野党が最後まで一致してたたかいぬくことが大切だと思います」と述べました。