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2019年12月12日(木)

「桜」疑惑徹底究明へ意見書

岩手県議会が可決

 岩手県議会は11日の最終本会議で、内閣総理大臣主催「桜を見る会」疑惑の徹底究明を求める意見書を、日本共産党(3人)を含めた賛成多数で可決しました。自民党、公明党、いわて県民クラブなどが反対しました。

 「桜を見る会」疑惑究明の意見書可決は、都道府県議会レベルでは全国で初めてです。

 意見書は、安倍首相主催の「桜を見る会」では公的行事の私物化や、政治資金規正法違反などの疑惑が持たれていると指摘。「政府も国民に対し十分な説明を行ったとは言い難い状況である」と批判しています。

 その上で、国会は、「桜を見る会」への国民からの疑惑の究明を図り、政府は、安倍首相に関わる一連の疑惑について自ら説明責任を果たすよう強く要望しています。

 意見書可決は、いわて労連など3団体が提出(3日)した同趣旨の請願が採択されたのを踏まえたものです。

 いわて労連の金野耕治議長は「安倍首相が疑惑から逃げ回るなかで、真相究明を迫る県民の声を発信できた」とコメント。共産党の斉藤信県議団長は「意見書可決は画期的だ。野党共闘で疑惑を徹底的に追及し、安倍内閣を総辞職に追い込むために、全力を尽くしたい」と話しています。


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