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2020年1月16日(木)

豚コレラ感染 新たに確認

沖縄・4例目 関係者会議を設立

 沖縄県は15日、同県うるま市の養豚場で、家畜伝染病「豚コレラ(CSF)」の感染を新たに確認したと発表しました。8日に約33年ぶりの県内感染が確認された農場の近くで、CSF発生は県内4例目です。県は1825頭の殺処分を発表しました。

 3例目までの計7326頭の殺処分・埋却は14日に終了。4例目は、移動制限区域内の監視対象となっていた農場から通報があり、遺伝子検査で陽性が確定しました。

 玉城デニー知事は15日に県庁で開いた対策会議で、国や市町村、有識者などによる「県CSF防疫対策関係者会議」の設立を表明。「ワクチン接種を含めCSF対策を総合的に議論していく」と説明しました。

 デニー知事は、CSFは人には感染せず、感染した豚肉が市場に出回ることや豚肉が不足することなどはないと述べ「国や県が提供する正しい情報に基づき、冷静に対応することをお願いする」と呼びかけました。


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