2020年1月19日(日)
温かい市政つくろう
京都市長選きょう告示 福山候補全力
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大激戦の京都市長選(2月2日投開票)は19日告示です。
「政治は庶民のためにあるべきや。あたたかみを感じられる市政をつくりたい」。告示前日の18日、広範な市民と日本共産党、れいわ新選組などが共同で推す「つなぐ京都2020」の弁護士、福山和人氏(58)が街頭から力を込めました。
四条大宮交差点では乾物屋店主の春山文枝さんと訴えました。
福山氏は、現職候補が環状線ネットワークの整備を打ち出し、京都市議の新人候補がリニアを通すと主張していることについて「いったいいくらかかるかも示していない。これでは市民の暮らしも財政もますますやせ細る」と批判。子育てや暮らし支援の「すぐやるパッケージ」を掲げ「庶民の暮らし、中小企業の営業を応援し地域の経済を底上げする」と述べました。
演説場所では、女性の会がシール投票を呼びかけ、にぎやかに宣伝しました。
通りかかった2歳半の子どもを持つ母親(25)は「関心は子育て支援策。保育所に入れず看護師に戻れない。子どもの医療費助成も、なんで京都市は3歳未満なのか。以前住んでいた埼玉はもっと手厚かった。これからビラなどを見て考えたい」。
北区から3歳の子どもと演説を聞きに来た母親(36)は「『すぐやるパッケージ』はわかりやすい。どれも賛成。京都の古いまちなみが壊され、どうなっていくのかも不安。京都のまちを残したい」と話しました。