2020年1月25日(土)

党沖縄県議を右翼が脅迫

厳重取り締まり要求

　日本共産党沖縄県議団は２４日、ニシメ純恵党県議の事務所（同県浦添市）で前日に起きた右翼暴力団の威圧・脅迫行為を受けて、県警に厳重に取り締まるよう申し入れました。

　ニシメ県議らは申し入れ後に県議会で記者会見。とぐち修党県議団長は、右翼暴力団の行為について「県議会に対する攻撃でもあり議会制民主主義を踏みにじる行為で、到底見過ごすことはできない」と強調しました。

　２３日午後、事務所に右翼暴力団が３台の街宣車で乗り付けました。事務所のガラス戸を強く叩き、３０分以上も大音量で「殺すぞコラー」「叩き出せ」などの罵声を発しました。１台は事務所の敷地内にも侵入しました。

　ニシメ県議は会見で「県民に選ばれた県議の萎縮を狙い、周辺住民への脅しでもある。二度とあってはならないという立場で県警には対応してもらいたい」と語りました。

　党県議団は２７日に県議会議長に議会としても対応するよう申し入れる予定です。