2020年1月29日(水)
京都市長選
市民との太いパイプ開く福山さん
倉林氏・多彩な弁士が応援
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京都市長選(2月2日投票)で、現職と当落を争う「つなぐ京都2020」の福山和人候補(58)を必ず勝たせようと、日本共産党の倉林明子副委員長・参院議員が27日夜、雨の中、京都市北区の紫野(むらさきの)小学校の演説会に駆け付けました。
現職陣営が反共攻撃で市民の願いを抑え、共闘の分断を狙う中、立憲民主党や、れいわ新選組のサポーター、梶田真章・法然院貫主ら広範な人々が応援弁士に立ち、熱気に包まれました。
福山氏は、返さなくていい奨学金創設など市予算1%の80億円でできる「すぐやるパッケージ」に加え、新たに中小企業の社会保険料負担を支援し時給をまず1000円に引き上げる施策(23億円)も紹介。それらの財源について「今年度で終わる市美術館の整備事業や単発イベントなどで135億円分あり、十分実現可能だ。何べんも言うけど、お金はあるんです。やる気まんまんの私を市長にしていただき、市民の暮らしを応援する市政に切り替えていきたい」と力説しました。
倉林氏は「正々堂々と市民に公約を示してたたかうのが選挙だ。『共産党の市長はNO』の広告一つで、市民が離れると思ったら大間違いだ」と批判。「市民との太いパイプを開くのが福山さん。必ず勝ち抜き、安倍政権に痛打を浴びせよう」と強調しました。
演説会は初めてという女性(21)=北区=は「市民のために税金を使うという福山さんは、とてもまっとう。フリーターで生活は苦しい。時給を上げる政策に共感する。現職の新聞広告には驚いた。どんな神経なのか理解できない」と話していました。