しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2020年2月4日(火)

市民と共同 16万票超

京都市長選 福山氏が大健闘

当選は現職・門川氏

 2日投開票の京都市長選で、幅広い市民や団体などでつくる「つなぐ京都2020」の新人、福山和人氏(58)=日本共産党・れいわ新選組推薦、新社会党府本部・緑の党府本部支持=は16万1618票(34・6%)を獲得し大健闘しましたが、及びませんでした。当選したのは自民党や公明党などが推す現職の門川大作氏(69)。4選目です。

 門川氏「当選確実」の報道が流れた後、「つなぐ京都2020」事務所であいさつした福山氏は「みなさんの期待に応えられなかったことを大変、申し訳なく思っています」とした上で、選挙戦を通じて「市民が政治をつくっていく流れは、いっそう大きな流れにすることができたと思う」と支援に感謝しました。

 市長選は、2年前の府知事選で始まった市民との共同がいっそう発展。幅広い市民と「民主市政の会」、日本共産党などが、候補者の選定から政策づくりまでともに議論を尽くしてきました。日本共産党以外に、国政政党で初めて、れいわ新選組が加わり共同の輪を広げました。福山氏が訴えた、市予算の1%(80億円)でできる「くらし応援すぐやるパッケージ」や、京都のまちこわしストップの公約は、広範な市民の共感を呼びました。

 一方、現職陣営は政策論戦から逃げ、「共産党の市長は『NO』」と書いた新聞広告を出すなど反共で市民との分断を狙うとともに、「横一線。緩んだ方が負ける」と各種団体や議員後援会を締め付け期日前投票の動員に必死となりました。

 開票結果は次の通りです。

当門川 大作69無現

 210640

 福山 和人58無新

 161618

 村山 祥栄41無新

 94859

 (投票率40・71%)


pageup