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2020年2月20日(木)

2020米大統領選

サンダース氏 世論調査首位

民主党候補氏名争い ネバダ州で3戦目へ

 【ワシントン=遠藤誠二】今年秋の米大統領選挙の候補指名に向け民主党は、アイオワ州、ニューハンプシャー州に続き、22日に西部ネバダ州で党員集会を行います。直近の世論調査では、進歩派のサンダース上院議員がニューハンプシャー州予備選での勝利の勢いを維持しトップに立っています。

 ネバダ州地元紙の「ラスベガス・レビュー・ジャーナル」の世論調査(2月11~13日)によると、サンダース候補が支持率25%で1位、バイデン前副大統領が18%で2位となっています。バイデン氏が1位だった先月の調査から逆転しました。アイオワ州の党員集会で首位となったブティジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長は10%と苦戦しています。

 サンダース氏は大企業・富裕層でなく国民のための政治の実現を訴えており、若者をはじめ多くの国民が共感を寄せています。16日にコロラド州デンバーで開かれたサンダース氏の集会には1万人以上がつめかけました。「これは労働者階級の、労働者階級のための、労働者階級によるたたかいだ」と訴えるサンダース氏を熱狂的な声援が包みました。

 民主党の候補者選びは、3月3日に14州で予備選・党員集会が行われる「スーパー・チューズデー」から「参戦」するブルームバーグ前ニューヨーク市長の動向が注視されます。同候補を加えた初の討論会は19日、ネバダ州で開かれます。


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