2020年2月22日(土)
ホテル「早く収束して」
北海道 畠山氏、関係者と懇談
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北海道で新型コロナウイルスの感染者が新たに発生した21日、日本共産党の畠山和也前衆院議員・比例予定候補は、ホテルと旅館の経営者らでつくる道ホテル旅館生活衛生同業組合などを訪れ、状況を聞きました。
「がたっと落ちました」とこぼすのは、同業組合の河口勝仁専務理事です。北海道の冬の一大イベント「さっぽろ雪まつり」が前年比で3割近く約71万人と激減しました。
「インバウンド(外国人の訪日旅行)はかなり大打撃です。韓国(日韓関係悪化)でダメージ、コロナでダメージ」と話し、「先が見えないから困ります」と窮状を訴えました。
市内のあるホテル総支配人の男性は、3月のスポーツイベントで宿泊予定だった大学関係者からキャンセルの連絡が入ったと打ち明けました。「100人ぐらいの受け入れを予定していた」とがっくり肩を落としました。マスクや消毒液を一定確保したものの、「どれだけ効果があるか」と不安を抱き、「5月以降、道内のスポーツ団体や修学旅行が入ってきます。早く収束してほしいと願うばかりです」と訴えました。
訴えにうなずき、熱心にメモを取って聞いていた畠山氏は「感染拡大の防止、重症化させないための検査と体制の充実が必要です」とのべ、政府に専門家の英知を総結集し、財政出動を抜本的に強化するよう求めていきたいと表明しました。