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2020年2月27日(木)

政府の対応は後手

畠山氏 商工会議所などと懇談

北海道

写真

(写真)伊達商工会議所の菅会頭(右端)と懇談する(奥左から)吉野、畠山両氏=26日、北海道伊達市

 新型ウイルスの感染者数が拡大している北海道。日本共産党の畠山和也前衆院議員・比例予定候補は26日、伊達市、洞爺湖町などの商工会議所や役場を次々訪れ、懇談しました。

 伊達商工会議所の菅俊治会頭らは席上、景気動向調査を紹介。消費税10%増税後に業況や売り上げが大きく悪化し、「コロナウイルスの影響を考えればもっと(悪化幅は)大きい」と語りました。

 畠山氏は、新型肺炎問題については、命を守ることを最優先にし、地域経済については、地元密着の企業への思い切った大幅支援や消費税減税、最低賃金の引き上げがいまこそ必要と強調しました。

 商店を回ると、新型肺炎問題で「政府の対応は後手に回ったのではないか」(青果店)、「マスク着用をと言われるが手に入らない」(薬局)と困惑の声が渦巻いていました。

 昨年に観光客72・2万人を迎え、外国人観光客が43%を占めていた洞爺湖町。町経済部(観光振興担当)の鈴木清隆参与(部長)は、日韓関係悪化の打撃に続く新型肺炎で「2、3月は中国本土だけで2万5千人ほど来ていたが、ゼロになる。感染への警戒の中で日本人観光客のキャンセルも増えている」と深刻な実態を訴えました。

 吉野英雄伊達市議、立野広志洞爺湖町議が同行しました。


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