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2020年3月5日(木)

新型コロナ

茂木町が休校方針撤回

栃木 “子どもの安全確保を優先”

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 栃木県茂木(もてぎ)町は、新型コロナウイルスでの安倍晋三首相の全国一律休校要請を受け、町内すべての5小中学校を休校(10~24日)にする方針でしたが、3日、これを撤回し、通常どおり授業を実施することを決めました。

 町は、▽保育園・幼稚園が通常どおり運用されている▽休校すると子どもだけで過ごさないといけない家庭が出てくる▽授業が実施されれば、安全に配慮した給食を子どもに提供できる―という内容を保護者に通知しました。

 同町教育委員会の担当者は「子どもの安全を確保し、健康を維持・向上させることが町の仕事。そのために現段階では、通常授業を行ったほうがよいと判断した」と話しています。

 同町や近隣市町で感染者が出た場合は休校にする、としています。

 全国一律休校をめぐっては、3日の参院予算委員会で日本共産党の小池晃書記局長が「全国一律の方針を見直し、改めて各自治体の自主的な判断に委ねるべきだ」と要求。萩生田光一文部科学相は「設置者(各自治体)が学校を開くという判断をされれば、それは尊重する」と答弁しています。


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