2020年3月6日(金)
諦めを希望に変える
熊本県知事選 幸山候補が第一声
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熊本県知事選挙が5日告示(22日投票)され、新人の幸山政史候補(54)=無所属、日本共産党は自主支援=が熊本市内で第一声をあげました。現職の蒲島郁夫候補(73)=無所属=との一騎打ちです。新型コロナウイルス感染の広がりの影響で出発集会は中止となりましたが、支持者ら約300人が駆けつけました。
幸山候補は、新型コロナウイルス感染のまん延防止・早期収束や暮らし優先での熊本地震からの復興などが問われる選挙だと強調。熊本市長退任後、県内をくまなく歩き聞いてきた県民の声には、人口減少による集落存亡の不安などがあったとして、大型開発優先の蒲島県政の転換を訴えました。「県政への“諦め”をみんなの“希望”に変えたい」と力を込めました。
公約には、熊本の主要産業・農林水産業の振興や総事業費・利用予測に問題のある空港アクセス鉄道建設計画の見直し、水俣病問題解決として不知火(しらぬい)海沿岸住民の健康調査の実施などをあげています。