しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2020年3月6日(金)

陸上イージス反対 全会一致

請願・陳情 秋田市議会委が採択

 秋田市議会は5日、総務委員会を開き、陸上自衛隊新屋(あらや)演習場への陸上イージス配備反対の決議を求める13件の請願・陳情を、全会一致で採択しました。

 これまで何度も、多数で継続審査を繰り返してきた自民党系会派の秋水会、公明党は、防衛大臣への県知事・秋田市長の申し入れ、県・市議会に提出された4万人を超える県民署名などをあげ、「住民の不安を払拭(ふっしょく)するのはむずかしい」「大きな変化があった」などと述べ、一転して採択としました。

 日本共産党の佐藤広久市議は、「議論を重ねるたびに、陸上イージスを住宅密集地に配備する危険性は明らかだ。市民の声と運動、反対への願いは何よりも重い」と述べ、採択を主張しました。

 陸上イージスを考える県民の会代表委員の川野辺英昭さんは「住民・市民・県民にとって待ちに待った採択。粘り強い運動、署名などのがんばりが追いつめた結果で、態度を決めかねている自治体、県議会への影響は大きい。国・防衛省は新屋ありきの姿勢を変えていない。油断せず『陸上イージスはどこにもいらない』、配備撤回への新たな運動を強めていく」と語りました。


pageup