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2020年3月10日(火)

外で遊ぶ権利 最大限保障を

環境教育学会

 一般社団法人日本環境教育学会は7日、「新型コロナウイルスに関連した感染症対策への対応に関する緊急声明」を発表しました。

 声明は、小中学校、高校、特別支援学校の一律臨時休校を受けて、多くの子どもたちが「基本的に自宅で過ごすよう指導」(2月28日付文部科学省通知)され、子どもたちの野外・屋外活動が機械的に「中止・延期」されていると危惧を表明。「子どもたちの心身の発達にとって自然環境の中で学び・遊ぶことは極めて重要」だとして、子どもたちが「外で遊ぶ権利」を最大限保障するよう呼びかけて3点の緊急対応を求めています。

 (1)学校等の敷地内における屋外での子どもたちの活動を可能な限り認める(2)公園や里山等を活用した屋外での事業を可能な限り継続し、新たな事業への公的支援を検討する(3)自然学校等における事業や環境教育イベント等への影響を調査し、多大な損失が発生した場合には公的な支援を検討する。


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