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2020年4月6日(月)

経産省 資料要求隠し

藤野氏 政府の認識ただす

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(写真)質問する藤野保史議員=3日、衆院経産委

 日本共産党の藤野保史議員は3日の衆院経済産業委員会で経産省職員が関西電力に対する業務改善命令の手続きミスを隠ぺいしようと、内容を偽った決裁文書を作っていた問題で、経産省が国会議員からの資料要求を無視し、事実を隠ぺいし続けていることを明らかにして政府の認識をただしました。梶山弘志経産相は「国会からの資料要求は、今まで知らなかった」と絶句。「恥ずかしい限りで、皆さまにおわびしなくてはならない」と述べました。

 経産省は3月16日に関電に業務改善命令を発出しましたが、法律上、命令を出す前に電力・ガス取引監視等委員会の意見を聞く必要があったにもかかわらず、この手続きを忘れたため、ミスを隠すために3月15日付で意見聴取したように偽って決裁を取っていました。経産省秘書課の文書では、3月26日に情報公開請求があって事実関係を確認する中で隠ぺいの事実を把握したとしています。

 藤野氏は、自身が3月16日の当日、経産省に決裁関係資料を要求して以来、再三にわたり提出を求めている事実をあげ、秘書課の文書にはこのことが全く触れられていないとして、「森友問題のように、あったことをなかったことにするものだ」と批判しました。

 梶山経産相は、「こういうことが二度と起こらないよう努力していく」と答弁。藤野氏は「行政と国会との関係が問われている」として資料を出したうえで、この問題についての集中審議を行うよう求めました。

 決裁関係の資料は、日本共産党の笠井亮議員も2日の衆院経産委理事懇で提出を要求していました。経産省は3日に行われた藤野氏の質問後、同委員会理事会に資料を提出しました。同委員会は8日にも集中審議を行う方向です。


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