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2020年4月16日(木)

米は「不道徳」と批判

中国専門家チーム

 【北京=釘丸晶】中国国家衛生健康委員会高級専門家チームメンバーの曽光氏は15日、トランプ米大統領が発表した世界保健機関(WHO)への資金拠出停止は「不道徳だ」と批判しました。中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報のインタビューで語りました。

 曽氏は「全世界が感染とのたたかいに努力している現在、まさにWHOがさらに大きな役割を果たすことが必要な時。米国の資金引き揚げは事実上注意をそらすためだ」と指摘。「自ら感染まん延へ正しく対応せず、WHOに対し事実に反する非難をしている。とても不道徳で自らを世界の中でますます孤立させるだけだ」と批判しました。


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