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2020年4月22日(水)

福岡・八女 全事業者に応援金

一律10万円 市が独自支援策

 新型コロナウイルスの感染拡大の中、福岡県八女(やめ)市の三田村統之市長は20日、記者会見で市内の全事業者に一律10万円の「応援金」を支給する独自の支援策を発表しました。休業要請などの対象業者以外にも対象を広げて支援するもの。

共産党「個人にも」

 「応援金」の対象は市内の3500事業者で、売り上げや資本金、従業員数の多寡や、休業・時短営業などの有無を問わず、4月1日時点で事業を営む全事業者に支給する方針です。事業費は3億5000万円で、5月7日に予定される臨時市議会に補正予算を提出し、可決され次第申請受け付けを始めます。

 この間、日本共産党は質問状で、個人への支援金給付などを市に求めてきました。松崎辰義、森茂生両市議は「商店街に疲弊が広がる中、独自支援は重要だ。事業者だけでなく全市民が困っており、国の一律給付に加えて市独自の個人給付が必要。財政調整基金を活用して直ちに個人給付を行うよう訴えていく」と語りました。


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