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2020年4月30日(木)

業者「10万円では少ない」

福島 県商連、県に要望

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(写真)県(左側)に申し入れる福商連の人たち=28日、福島県庁

 新型コロナウイルスの感染拡大で福岡市は、市内の高齢者・障害者施設などで働く介護従事者へ、特別給付金を支給する方針を定めました。休業に協力する事業者への賃料支援策などと合わせて30日からの臨時市議会に補正予算を提出し、可決され次第、申請受け付けを始めます。

 介護職員への給付金は、各施設の入所・通所・訪問介護の定員、登録人数に応じて15万円から150万円を給付するもので、予算は約7億9千万円。利用者への感染防止や自身への感染リスクのため日々緊張を強いられている介護職員からは、「子どもを預けたりマスクを買ったりするために使える。ありがたい」と歓迎の声が上がっています。

 一方、通所介護などの減少で月数百万円の赤字を抱える事業所もあり、「大幅な収入源の中その補てんを期待していた。借り入れで事業を続けても先々返済も必要となり、このままでは存続にかかわる」(市内の訪問・通所介護事業者)との厳しい意見も寄せられています。

 日本共産党市議団の中山郁美団長は「市民の皆さんの声で市政が動いた。配分・規模などを議会で検証し、さらに充実をさせたい」と語りました。


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