2020年5月17日(日)
PCR検査拡大せよ
徳島医労連など知事に要請
徳島県医労連など3団体は15日、飯泉嘉門県知事に対し、「コロナ感染症拡大防止と医療崩壊を防ぐ支援を求める」要請を行いました。日本共産党の山田豊、達田良子両県議、上村恭子前県議が同席しました。
要請は▽PCR検査の抜本的な拡大▽マスク、防護服などの確保▽公的病院等の統廃合計画の中止―など8項目です。
TV会議システムを使い「マスクは医師・看護師は1日1枚、入院患者は週1枚だ」「コロナ患者の治療にあたったスタッフすら、当初はPCR検査を受けられなかった」「医師が求めても保健所から検査を断られた」など現場の切実な声を届けました。
県医労連の井上純書記長は「検査を増やすことが、コロナ感染症拡大を防ぐ決め手だ」と強調。「平時でも医療機関はパンク寸前。医療体制の充実を」と訴えました。
県担当者は「(病床削減など)土台から見直すよう国に求めたい」と応じました。