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2020年5月30日(土)

共産党7候補とオール沖縄の勝利必ず

県議選告示

新基地止めコロナ対策へ

 任期満了に伴う沖縄県議選が29日に告示(6月7日投票)され、定数48の13選挙区に64人が立候補を届け出ました。安倍政権が強行する同県名護市辺野古の米軍新基地建設阻止を掲げる「オール沖縄」の玉城デニー知事の誕生後初となる県議選で、結果が国政にも大きく影響を与えます。


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(写真)街頭で訴える(左から)デニー知事、しまぶく候補、嘉陽県議=29日、沖縄県沖縄市

 日本共産党は現職5、前職1、新人1の7人が立候補。現有6から史上初の公認7議席獲得と、オール沖縄勢力の県議会過半数維持をめざします。県政与党の「日本共産党・オール沖縄」陣営(現有26、立候補31人)と、過半数獲得を狙う「安倍政権・自公補完勢力」(現有20、立候補27人)との対決構図は鮮明です。

 自民党県連は、新基地建設「容認」を県議選公約として発表したにもかかわらず、29日、自民や公明など野党候補らは街頭演説で、新基地建設にはほとんど触れませんでした。何度も示されてきた新基地反対の強固な民意を恐れている証拠です。

 日本共産党7候補は、2兆5500億円の税金がかかる新基地建設をやめ、「新型コロナウイルス対策や暮らし、経済の再建に回せ」と訴え、支持を広げようと奮闘しています。

 デニー知事は同日、日本共産党の新人、しまぶく恵祐候補(沖縄市区)と同市内で街頭宣伝し、「仲間の一人として、しまぶく候補を県議会へ」と呼びかけました。

 これまでコロナ対策のための補正予算に取り組めてきたのも県政与党が「過半数以上の議席を持っているから」とデニー知事は強調。「私をしっかりと後押しし、提言し、ともに行動する仲間を一人でも多く県政に送ってください」と呼びかけました。街頭宣伝には、しまぶく候補にバトンを託して勇退する嘉陽宗儀党県議も駆け付け、演説しました。


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