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2020年6月4日(木)

沖縄県議選勝利必ず 志位委員長の緊急の訴え

 日本共産党の志位和夫委員長が3日に行った沖縄県議選(7日投票)の緊急の訴えは次の通りです。


 親愛な沖縄の日本共産党員のみなさん、後援会員のみなさん、こんにちは。日本共産党の志位和夫です。

 連日のご奮闘に心からの敬意と連帯のメッセージを送ります。

 沖縄県議選は、いよいよ最終盤となりました。

 新型コロナウイルスから県民の命をどう守るのか、こんなときに辺野古新基地建設を進めていいのか。このたたかいは、沖縄の進路はもとより、日本の民主主義がかかった歴史的なたたかいです。

 勝負を決める三日攻防。最後の最後までの猛奮闘で、日本共産党の7人全員勝利、「オール沖縄」の躍進のために、沖縄の党と後援会が底力を発揮し、悔いなく頑張りぬくことを心から訴えます。

 全国の日本共産党員のみなさん、後援会員のみなさんが、沖縄のたたかいを、「わがたたかい」として、最後まで支援を広げに広げぬくことを、心から訴えます。

 私たち中央委員会も、沖縄のたたかいに固く連帯して全力をあげます。

 みなさん、日本共産党と「オール沖縄」の政治的・政策的リードは、抜群のものがあります。

 県民1人175万円に相当する辺野古新基地建設費2兆5500億円は、コロナ対策、暮らしと経済の回復のために使え――この訴えに共感の輪が大きく広がっています。沖縄のメディアも、コロナ危機のもとでの新基地建設を「狂気の沙汰」と批判し、「新基地の財源 困窮者に」と報じています。

 玉城デニー県政は、コロナ対策で、これまでに630億円の予算を組み、飲食・小売業者、認可外保育所などへの10万円の支援金など、全国でもトップクラスの対策を講じています。この素晴らしい県政を支える日本共産党と「オール沖縄」の勝利を――この訴えにも共感の輪が大きく広がっています。

 自民党は、公約で辺野古新基地建設容認を掲げながら、県民の批判を恐れて、選挙戦ではダンマリです。コロナ対策でも、玉城デニー県政にケチをつけられないため、政府があれこれやっているというだけです。しかしその政府の対応は、後手後手にまわり、遅すぎると、日本中から批判を浴びているものです。

 論戦では、勝負がはっきりつきました。日本共産党と「オール沖縄」の訴えが、相手陣営を圧倒的に追い詰めています。選挙の審判で決着をつけようではありませんか。

 みなさん、それだけに、相手は、企業・団体を締め付け、組織戦で巻き返そうと必死です。

 安倍首相、二階幹事長の檄電(げきでん)を受け、文字通り、官邸・自民党本部丸抱えで一票一票の掘り起こしに血道をあげています。公明党も「全人脈を掘り起こす圧倒的な票拡大が急務」だと、全国からの集票で巻き返しをはかっています。

 県民の総意を無視して強権をもって新基地をおしつけ、コロナ危機のもとでも火事場泥棒のように新基地建設をやめようとしない勢力に負けるわけにはいきません。

 沖縄人民党以来の平和と進歩の不屈の歴史にかけて、このたたかいに勝ち抜こうではありませんか。

 いよいよ、三日攻防が始まります。勝負はこれからです。

 沖縄のみなさん、全国のみなさんに訴えます。

 ――ビラや声の宣伝をさらに強め、一人でも多くの有権者に党の訴えを伝えきりましょう。

 ――対話と支持拡大を、訪問で、電話で、SNSで広げましょう。ラインへの登録者も増やしましょう。期日前投票を大いに訴えましょう。

 ――すべての党員のみなさんが、後援会員・支持者のみなさんとともに立ち上がり、選挙ハガキを出した方への折り入ってのお願いなど、選挙の担い手を広げに広げましょう。

 みなさん、選挙は最後の最後まで頑張ったものが勝利をつかめます。沖縄の底力をぬちかじり(命の限り)発揮し、全国の連帯の力を発揮して、日本共産党候補者の7人全員勝利と「オール沖縄」の躍進を、必ずもぎとりましょう。私たちも心ひとつに頑張りぬきます。


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