2020年7月1日(水)
米軍低空飛行とめよ
党道委と小樽地区委 道防衛局に要請
畠山氏ら参加
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米軍輸送機とみられる3機編隊が北海道南西部の後志(しりべし)管内を低空飛行した問題で、日本共産党道委員会と党小樽地区委員会は30日、道防衛局に厳重に抗議し、再発防止を求めました。
畠山和也前衆院議員と高木直良ニセコ町、原田芳男倶知安(くっちゃん)町の両町議、蘭越(らんこし)町の橋場操氏が参加しました。
昨年6月にも、米戦闘機が事前に通知もなく低空飛行を行い、小学生が一時避難し、その時にも住民と地方自治体から強い批判が湧き上がっていました。
「今までに聞いたことのないごう音。子どもが怖がっている」と乳幼児のいる母親から役場に通報があったと高木氏。「昨年同様、米軍機は羊蹄(ようてい)山麓を低空で周回している。町民は不安と危険を感じている。きちんと検証し、情報提供してほしい」と迫りました。
原田氏は「スキー場のヒラフ地域は密集地で低空飛行は危険。米軍のやりたい放題に政府がきちんと対応すべきだ」、橋場氏は「農作業中の町民は、墜落するのではとおびえている」と訴えました。
名刺も出さない横柄な担当者。「最低安全高度は順守」と米軍の言い分そのままに「要請は本省に伝える」の一点張りでした。
畠山氏は「飛行ルートなど明らかにさえしないのか」と一喝し、強く批判しました。