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2020年7月3日(金)

宇都宮都知事候補・田中都議候補勝利を

狛江 小池書記局長が応援

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(写真)激励に応える(左から)市原、山花、田中、小池の各氏=2日、東京都狛江市

 投票日が迫る東京都知事選と都議補選(ともに5日投開票)で、広範な市民と野党が支援する日本弁護士連合会元会長の宇都宮けんじ知事候補と、日本共産党の田中とも子都議候補(北多摩3区)の勝利をめざし、日本共産党の小池晃書記局長は2日、狛江駅前で演説しました。

 小池氏は、現職の小池百合子都知事が「東京アラート」解除翌日に知事選立候補を表明し、その後は政府の休業要請基準を超える感染者が発生しているのに「アラート」を発令しないなど恣意(しい)的な判断をしていることをあげ「これでは都民ファーストより選挙ファーストといわれても仕方がない」と批判。宇都宮候補と田中候補が保健所整備や検査・医療体制の充実強化、補償の徹底を財源も示して主張していることをあげ、「コロナ危機を乗りこえるため新しい知事に変えよう。宇都宮さんと、その知事を支える都議として田中さんを送り出して」と呼びかけました。

 小池氏は、宇都宮候補が1日に小池知事に対し「五輪延期決定までPCR検査を抑制していたのではないか」「必要な検査が実施されていないのではないか」などについて公開質問状を出したことを紹介し、「回答できないなら、都民の命をこれ以上任せるわけにはいかない」と指摘。率先してコロナ患者を受け入れている都立・公社病院の独立行政法人化で財政支出削減を狙っていることも強く批判しました。

 田中候補は、狛江市と調布市での保健所復活、少人数学級の実現などの政策を示し、「市民と野党の共闘の力で押し上げてください」と訴えました。

 立憲民主党の山花郁夫衆院議員は「カジノにノーといえる宇都宮さんと田中さんに一票を」と発言。社民党の市原広子前狛江市議は「田中さんに暮らしを支える1議席を獲得させて」と呼びかけました。


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