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2020年7月5日(日)

少人数学級求め提言

全国知事会など 地方3団体

 全国知事会、全国市長会、全国町村会の地方3団体は3日、現在の小・中学校の40人学級では新型コロナウイルスの感染予防ができないとして、萩生田光一文部科学相に少人数学級の実現を求める緊急提言を手渡しました。

 提言は、「公立小・中学校の普通教室の平均面積は64平方メートルであり、現在の40人学級では、感染症予防のために児童・生徒間の十分な距離を確保することが困難」と指摘。少人数学級の実現へ「教員の確保が是非とも必要」だと訴えています。

 この問題で日本共産党は、1クラス20人程度の少人数学級を実現するため、教員を10万人増やすなど教育条件の抜本的整備を求める緊急提言を6月2日に発表しています。志位和夫委員長が10日の衆院予算委員会で少人数学級の取り組みを加速するよう迫ったのに対し、安倍晋三首相は「検討していきたい」と答弁していました。


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