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2020年7月10日(金)

陸上イージス配備停止 秋田県知事「ほっとした」

高橋・岩渕・ふなやま氏懇談

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(写真)佐竹知事(正面奥)と懇談する(左から)ふなやま、岩渕、高橋各氏ら=8日、秋田県庁

 日本共産党の高橋千鶴子衆院議員、岩渕友参院議員、ふなやま由美衆院東北ブロック比例予定候補は8日、秋田県庁で佐竹敬久知事を訪問し、陸上イージス配備停止決定や新型コロナウイルス問題について懇談しました。加賀屋千鶴子県議、山内梅良党県副委員長が同席しました。

 高橋議員が「新型コロナで大変なときですが、イージスの問題では知事もご苦労なさったでしょうね」と聞くと、佐竹知事は「配備停止が決定して、正直ほっとしている。新屋(あらや)が住宅密集地なことや、迎撃ミサイルから切り離されたブースターなど技術的な問題があったことは最初からわかっていたこと」と述べました。

 「はじめから間違っていたような気がする。もう少し精査して物事を進めてもらわないと」と注文をつけ、政府にテロ対策を聞いたとき、「国民保護法があるから」と言われて無責任だと思ったと振り返り、「一人も犠牲を出さないという根本を守らないと、どんどんエスカレートしていく」と語りました。

 高橋氏は、この日、県内の諸団体から聞いた要望や声を紹介し「コロナや豪雨などの災害対策、農業問題について、私たちも一緒に頑張っていきます」と話すと、知事も「よろしくお願いします」と応じました。


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