2020年7月12日(日)
米軍感染情報示せ
沖縄県議会が決議
在沖縄米軍基地関係者の新型コロナウイルス感染が相次いでいるにもかかわらず、米軍が詳細情報を公表しない事態を受け、沖縄県議会は10日、米軍関係の感染者数や濃厚接触者数、行動履歴など具体的情報を直ちに開示することを日米両政府関係機関に求める意見書・決議を、全会一致で可決しました。
意見書・決議では、日米地位協定を抜本的に改定し、検疫法など国内法を適用することや、県民の不安解消のため感染者の基地内隔離・外出禁止の徹底も要求しています。
県内で米軍関係者以外の新たな感染者が2カ月ぶりに確認されていることにも触れ、「感染拡大が懸念されており、在沖米軍に対しても感染防止対策の徹底が求められる」と強調しています。