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2020年7月16日(木)

都知事選 次につながる共闘

宇都宮氏が志位・小池氏らと懇談

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(写真)都知事選をたたかった宇都宮健児氏(中央)の奮闘をねぎらう志位和夫委員長(その左)ら=15日、国会内

 東京都知事選(5日投開票)で大健闘した日本弁護士連合会元会長の宇都宮健児氏は15日、国会内で日本共産党の志位和夫委員長、小池晃書記局長ら国会議員団と懇談しました。宇都宮選挙対策本部の海渡雄一本部長、岡田光司事務局長が同席しました。

 宇都宮氏が到着すると、大きな拍手で出迎えられ、宇都宮氏は一人ひとりと拳と拳を合わせる“グータッチ”で健闘をたたえ合い、小池書記局長は都知事選の「しんぶん赤旗」記事のスクラップを手渡しました。

 懇談で志位委員長は「大健闘のたたかいです。宇都宮さんの奮闘に感謝したい」と表明しました。

 宇都宮氏は、今回の都知事選で東京に25ある衆院小選挙区ごとに市民と野党が協力関係を築きたたかえたことにふれて「これは2012年、14年に都知事選に立候補した時にはなかった運動で、次につながる運動になったと思います。やっていて非常に気持ちの良い協力関係でした」と話しました。また野田佳彦前首相や岡田克也前副総理らの応援演説を受けたことを振り返り「日ごろお会いできない人まで応援してくれて、大変感激しました」と述べました。

 志位委員長は「都知事選は二つ財産があると思います。一つは、宇都宮さんが選挙で訴えてきた“自粛と補償は一体”“PCR検査を思いきって増やす”などのコロナ対策をはじめ一連の政策は、曲折はあったとしてもその方向に東京都政は進まざるをえない、本当に大義のある訴えだった。もう一つはこれだけ『共闘』が進んだことです。今後につながると思いますので、宇都宮さんに感謝したい」と語りました。

 小池書記局長は「市民と政党が良い関係で心を一つに力を合わせてたたかえました。宇都宮さんのたたかいがあったから都議補選でも本当に気持ちの良い共闘ができました」と述べました。


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