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2020年7月22日(水)

江の川氾濫 大平氏ら調査

島根・江津 住民が堤防整備訴え

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(写真)自宅が浸水した被災者(右端)に話を聞く(左へ)尾村、大国、大平、多田、森川の各氏=21日、島根県江津市

 日本共産党の大平喜信前衆院議員(衆院中国ブロック比例予定候補)は21日、豪雨で島根県西部の江の川(ごうのかわ)や支流が氾濫(14日)し浸水した江津(ごうつ)市の被災地を、前日に続いて訪れ、要望などを聞きました。尾村利成、大国陽介の両県議、森川佳英、多田伸治の両市議、向瀬慎一西部地区委員長(衆院2区予定候補)が同行しました。

 江の川の堤防がない地域で、自宅が1メートル以上浸水した男性(80)は「この家を建ててから8、9回は水に漬かっている」と指摘。移転も考える一方、「田や畑もあり、遠くには行かれん」と話しました。

 3年前に東京から家族と戻ってきた男性(44)も、2年前の西日本豪雨で自宅が全壊。今回も床上浸水し、「堤防があったら…」と整備を求めました。

 山下修市長と懇談し、被災者に聞き取った要望を伝えました。地元の坪内涼二・自民党県議も同席しました。

 山下市長は市内を流れる江の川の65キロのうち、堤防の未整備区域は4割もあると指摘。2年で再び浸水し、「住民はショックを受けています。治水関係予算をしっかり確保し、少しでも早く無堤防地区の解消をお願いしたい」と述べました。

 大平氏は「国や県に急ぐよう求めていきたい」とこたえました。


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