2020年8月7日(金)
世界大会へメッセージ
日本共産党 志位和夫委員長
原水爆禁止2020年世界大会に、日本共産党の志位和夫委員長がビデオメッセージを寄せました。次に紹介します。
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新型コロナウイルスのパンデミックのもと、オンラインで原水爆禁止世界大会に参加されたみなさんに、心からの連帯のメッセージを送ります。
パンデミックで明白になったことは、武力紛争がコロナ危機をいっそう深刻にすること、軍備増強がウイルスとたたかううえで何の意味もないということでした。
いま求められているのは、世界の紛争地での停戦を即時に行うこと、そして、核兵器廃絶をはじめ大規模な軍縮を行い、コロナ対策に力を集中することではないでしょうか。
核兵器禁止条約が成立して3年。世界の多数の国ぐにの政府と、被爆者を先頭とした市民社会の共同の力によって、禁止条約の批准国は着実にひろがり、発効に必要な50カ国まであと10カ国に迫りました。
被爆75周年の今年、核兵器禁止条約の発効に向けて、大きな前進を記録する年にしていこうではありませんか。
唯一の戦争被爆国・日本の政府が、禁止条約に背を向けていることは恥ずべきことです。市民と野党の共闘を発展させ、核兵器禁止条約に参加する新しい政府をつくるために、全力をつくす決意を表明するものです。
みなさん。コロナ危機をのりこえたさきに、世界大会がかかげる「核兵器のない公正で平和な世界」を実現するために、ともに力をあわせようではありませんか。
ありがとうございました。