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2020年8月10日(月)

1時間298人次々署名

長崎被爆75年で呼びかけ

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(写真)呼びかけに応じて署名する親子=9日、長崎市

 長崎県原水協は、長崎に原爆が投下されて75年の9日、長崎市で「ヒバクシャ国際署名」への協力を呼びかけました。22人が参加。1時間で298人が署名をしました。

 「『ヒバクシャ国際署名』をすすめる長崎県民の会」が掲げる目標は50万人。残りあと1万4千人余となっています。9月の最終集約までに目標を達成しようと、県原水協も取り組みを強めています。

 メンバーは「被爆75年 日本は核兵器禁止条約に参加を」と書かれた横断幕を掲げ「焼き場に立つ少年」などの原爆パネルを展示し、協力を呼びかけました。

 9日は市内の学校が登校日で、学校帰りの高校生や中学生、親子連れなどが次々と署名に応じました。

 核兵器禁止条約について、今日学校で学習してきたばかりという中学2年の女子生徒は、日本政府が禁止条約に参加していないことを伝えると「えー、どうしてですか」と驚き、「被爆者は亡くなりつつある。今度は私たちが語り継いでいく番なのでがんばりたい」とサインしました。

 学校で平和式典の中継を見て、黙とうしたという高校1年の男子生徒2人は、そろって署名をし「核兵器は早くなくなってほしいし、日本政府は禁止条約に参加してほしい」と語りました。


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