2020年8月11日(火)
さらに政治前に
藤野氏らが国会報告
長野
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市民の平和とくらしを守る「オール上伊那」協働会議は9日、長野県伊那市で日本共産党の藤野保史衆院議員ら県内4野党の代表を招いて「国政を語る会」を開きました。約150人が参加し、来る総選挙へ「五つの小選挙区すべてで、早急に野党統一候補を立て、勝利へ行動しよう」と誓い合いました。
国会報告に立った藤野氏は、新型コロナウイルス感染症対策で一律10万円給付や持続化給付金が実現したのは「皆さんの声と野党の論戦で、政治を前に動かした成果です」と強調。「検察庁法改定案でも主権者である国民が声を上げ、安倍政権の強行採決を止めた。この力で総選挙でも勝利し、新しい政治を実現しよう」と呼びかけ、自らも比例候補としての決意を表明しました。
立憲民主党の杉尾秀哉参院議員は、実効あるコロナ対策が後手後手となっている安倍政権を「統治能力を失っている」と批判。社会民主党の中川博司県議は、地域公共交通業者らの窮状を語り、国の支援を求めました。
所用で欠席した国民民主党の羽田雄一郎参院議員が、篠原孝衆院議員とともにメッセージを寄せました。曽我逸郎・前中川村長、伊那谷市民連合の坂本紀子氏があいさつしました。
参加者からは「消費税をせめて5%に下げてほしい」など、その場で各野党代表への要望が相次ぎました。